●1日目 11/26
今回は、京都の琴引浜あたりに泊まり、蟹をたらふく食べようという計画だったため、いつもより1泊多い3泊4日ということででかけた。今まで重い荷物をごろごろなどでえっちらおっちら持っていったのだが、考えてみればＹのうちにいくんだし、行きも送ればよかったじゃんと思った。なので、今回は最初から荷物を送ってしまった。しかも、日本海側にくのでかなり寒いかもとのこで、防寒対策のため、ダウンコートやらレギンスやら衣類だけでかなりかさばる。送ってしまって正解だ。
次の日から日本海へと一泊でいくため、前日は夕方付けば十分だということで、友人Ｈと私は、午前中13時15分までの仕事をこなしてから、東京駅へと向かうことになった。Ｏとはホームでの待ち合わせ。その日は、朝から忙しく、13時すぎてもまだ自分の仕事をおわることができないふたり。しかも、最後の処理にふたりとも時間がかかり、いらいらの状態だったが、なんとか待ち合わせの時間までに、東京駅へ到着。ここで、友人Oと合流しのぞみへと乗り込んだ。最近の車両「N700系」がこないかと期待したが、普通の700系。それでも、久しぶりに乗る新幹線に満足。
西明石まで新幹線でいけるのだが、さすがにのぞみは停車しないため、京都でひかりに乗り換える。そのひかり、東京駅で、私たちが乗ったのぞみの前に出発したもの。途中で抜いてきたらしいが、どこで抜いたんだか・・・。抜くんなら最初からそれにのれという感じもあるが、のぞみがのりたかったんだもん(*ノェノ)。そして、西明石からは、在来線に乗り換えて土山駅まで約10分の道のり。駅まで、お犬様のはなちゃんと一緒にＹが迎えに来てくれた。駅からは徒歩で10分もかからないところ。いやー、結構早くついた。
その夜は、Ｙの旦那様も一緒に近所にある焼肉やにて夕食。肉屋直結の焼肉店のため、いい肉が安く食べられる。にくのおいしさと、安さはさることながら、ビールも中ジョッキ380円、チュウハイ280円とこちらも驚きの安さ。一人あたり3500円で超満足の夕食となったのであった。
●2日目 11/27
昨日の天気予報から今日は曇りから雨と聞いていたので、朝のどよーんとした天気もいたしかたないという雰囲気で車で出発。本日の宿泊地「やまとや ホテル ディ・マーレ」はペットも一緒に宿泊できるため、はなちゃんも同行。というか、ペットが一緒のためここのホテルになった。Ｙは昨年の冬にも泊まっており、ここでたらふく蟹をたべることができたため、ここを選んだと言う次第だ。
そこのホテルに行く前に、天橋立に寄るため、舞鶴若狭自動車道にはいる。途中「西紀（さいき）ＳＡ」にて休憩。丹波篠山というだけあって黒豆のおみやげ物が充実。煮豆のパックを早速購入する。また、そのSAのなかに、「西紀のパン屋さん」なるベーカリーがあるのだが、ここにあった黒豆パンとさつまいものくりのはいったパンをひとつずつ購入し、みんなで分けておやつにしたのだが・・・。Σ（￣∇￣；）！！なんだ、このおいしさは・・・。パンはやきたてなのでもちろんふわふわなのだが、その中に入っている黒豆がやわらかくて、あまさがとってもいい。これでもか〜〜というほど入っているのだが、甘すぎないし超おいしい。豆好きの母に食べさせたらさぞ喜ぶだろうと思ったが、まだ旅は始まったばかりなので、ここで買っていくこともできない。しょうがないので、土産話だけにしようと購入はあきらめた。お取り寄せができればいいな。
平日なので、道路もすいている。っていうか、Ｙの話だとこれが週末でも渋滞とか混んでるという感じはないよとのことだ。昼前に天橋立に到着する。
こーんな、松原がずーっと続いている。向こう岸まで歩くとかなりの時間がかかるため、そこそこのところで戻ってきた。日本海なんだ〜と感動するＨは「悲しみ本線日本海」をずっと口ずさんでいた。私は、幼稚園から高校卒業まで島根でそだったため、日本海といっても身近だったのだが、東京方面から来るとなるとかなりの時間がかかるようだ。これも、神戸にＹが住んでいるために簡単にこられたのだなとしみじみ感じる。
夕食は蟹と決まっていたため、昼食はあっさりとお蕎麦にしましょうとそのあたりの蕎麦屋に入った。
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左は鴨南蛮そば、右はそばとあさりご飯のセット。そばの汁がちょっと濃いめだったがお味はいい感じ。あさりご飯もおいしかった。お店に入ったときには、3組ぐらいしかいなかったが、私たちの後、10人ぐらいどっとはいってきた。そういえば、さっき智恵の輪を見た後にも、どっとバス旅行の団体さんが移動してきたし、ＳＡのときにも、私たちの前と後に団体さんがどっといた感じで、なかなかタイミングよく動けているようだった。
おなかも満たされたので、対岸に車で「傘松公園」へと向かう。天橋立を見下ろす絶景の展望所と自然公園｢股のぞき｣の名所だ。ここにケーブルカーかリフトで移動するのだが、はなちゃんがケーブルカーには乗れないとのことなので、リフトにて展望台にのぼる。リフトなんて、何十年か前にスキーに行って以来だ。ちょっと寒いが、景色も良く見ることができ楽しい。リフトに乗っている人も結構多い。
展望台には、股のぞきをするための台もある。↓ 早速のぞいてみるＹとＨ。
龍が天に昇って行くようにというか、天にかかる橋というかそういった風情のものを見られるらしいが、…(￣
￣；)ウーンなんかよくわからないまま股のぞき終了。その後、かわらけ投げに挑戦。1セット3枚で100円。わっかの中を通れば願いがかなうらしい。
あさっての方向にかわらけを投げるＹ↑。
3投目にみごとわっかを貫通。これで、みんなの願いがかなったってことで・・・。
展望台からみたパノラマはこんなかんじ。
雨もふりそうだったので、どよーんという景色。それでも天橋立は堪能したのであった。
15時からチェックインできるので、ホテルへと移動。平日ということもあってか、宿泊客は4組のようだ。入り口のところによく「○○様」とか、「○○様御一行」などと歓迎の文字があったりするが、ここにもあった。(;￣ー￣)...ン?「○◇ななちゃん、×○モスちゃん、△◇はなちゃん、○○ファミリー」との文字が・・・。っていうか、ペット主体かよ〜みたいな看板。ファミリーって何だろうとおもいながらも、まあ、ペットを大事にしてくれる宿だということは十分に伝わる。お部屋も、和洋室でたたみとベット二つ。ペットがとまるというわりにお部屋も綺麗だ。もちろん泊まれるペットも、無駄吠えをしないとか、トイレがわかるとか最低限のしつけがされているペットしか泊まれないということもあるのだが。はなちゃんもそのへんは完璧なので、どこに連れて行っても平気だ。
ホテルには温泉などの大浴場がないので、近くにある日帰り温泉にいく。「弥栄（やさか）あしぎぬ温泉」だ。入ると塔のようなものがありエレベーターであがってり空中の渡り廊下のようなところをとおって温泉にいく。この塔のエレベーターは1と2のボタンしかない。上ろうと思うと2のボタンを押すわけだが、いわゆるマンションやデパートの2階と違ってはるか上まで上っていくかんじ。そこでまた、ＹだったかＨだったかＯだったかが
「これ、2階と違うじゃん。8階ぐらいあるじゃん〜〜〜」
と、大声で言ったもんだから、一同大笑い。いや、8階は多分ない。せいぜい5階ぐらいかと・・・(-_-;)。空中廊下は暖房もきいていてぽかぽか。途中休憩するいすなんかもあったりする。その廊下で、民芸調のバッグを見つけたＹ。
「あら〜〜、これ、なんかすてきじゃない〜」
などといっているが、もちろん買う気などない。ましてや、「素敵」などと本心で言っているわけはない。そんなことはみんなすぐにわかったことだが、この行動にＯが異常にうけ、つぼにはいってしまったらしい。着替えて浴室にはいるまで涙をながして笑っていた。
露天風呂もあり、お湯の温度もちょうどいい。更衣室も綺麗だしなかなかいい温泉だった。更衣室で髪を乾かしながら、またでっかい声炸裂だったが、ほとんどお客さんもおらずゆったりできた。ぽかぽかだ。
そしていよいよ、本日のメインイベント蟹の登場〜〜〜。
写真でと、とりきれない・・・。真ん中にあるのが鍋用のもの。左隅にゆで蟹。その向こう側に生のかに、右側には焼き蟹さまご一行。手前に蟹味噌のグラタン風にやいたものと、ひれ酒ならぬ蟹酒。これでもかというほどのかにのオンパレード。かにの殻を入れるために、ゴミ箱もあった。なまの蟹とあまえびを堪能した後、なべ、ゆで、やき、みそと精力的に食べる、食べる食べる・・・。最後のぞうすいまで一気に食べた。もう、しばらく蟹料理はいいという感想だ。欲を言えば、ここに生野菜のサラダとか、ちょっと違うものがほしいという感じもあったが、蟹は堪能できた。当初の目的をここではたした。
ホテルも宿泊費自体はリーズナブルだったので、食事に行く前にも散らかしたまま出てしまっていたが、もどるとお布団をひいてくれてあった。いやー、パンツ出したままにしていなくてよかった(;￣ー￣A
アセアセ・・・。
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