《九州・西日本車でてけてけ旅行》2006.5.17〜2006.5.23

やっぱ、字が多いです。字が・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・見にくい方は、字を大きくしてご覧下さい。

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九州に行ったことがないとずーっと言っていたのだが、意を決して今回行くことになった。しかも車で・・・。旦那と二人旅なので、車で出かけるのはいつものこと。それでも、今回は東北に行く距離の比ではない。やっぱ、飛行機レンタカーかと思ったが、お金もかかるし、まあいけなくもないだろうということでフェリーを使っていってみるという計画をたてた。

 九州に行く目的の一つに、ネットで知り合って仲良くなった友人に会うというもの。二人のうち一人とは東京で会っていたのだが、もう一人とはお初になる。前の日までチャットしていた位なのだが(笑)。そして、もう一つの目的はおいしいものを食べることだ。旅行というと、その土地の景色を堪能したり、歴史を感じたりというのもあるのだが、私の場合、やっぱ胃袋でその土地を感じるらしい。食べたもののことはとてもよく覚えていたりする(; ̄ー ̄A アセアセ・・・。

 さて、日を追って書いて行くとしましょう。


●1日目

 九州は、友達のいる宮崎に上陸なので、大阪南港から夜のフェリーに乗るということで、朝もそう早く出ることもなくゆったりと出発。フェリーは19時50分だったな。あいにく朝からどよんとしたお天気で、今にも雨が降りそう・・・。今回の旅行は梅雨の前にきっとこの時期はいいお天気だからと選んだのだが、いきなりこのお天気。予報でも、雨満載の天気になるとか(-_-;)

 思っていたとおり、途中から雨。おかげで高速が思うような速さで走ることができない。まあ、それでも、時間はたっぷり。とおもっていたら・・・。大阪の環状線ではまった・・・。しかもなんなんだ!この、5車線ぐらいがいきなり2車線に・・・。ここで無理やり入れないとはいれねえええ!!しかも、東京のように1台おきに交互にというような暗黙の了解もなく強引きわまりない。幸い(?)旦那のプチ強引な運転のため本線になんとか合流できたが、ここでかなりの時間を費やす。きっと、ここはいつも込んでいるのだろう。吹田ジャンクション。ちっとも「すいて」いないぞー。

 とまあ、親父的な突っ込みはさておいて、目指す南港に何とか到着。まだ時間も多少あるなと思っていたら、Σ( ̄∇ ̄;)!!Σ( ̄∇ ̄;)!! 出航17時半!!!時間違ってる〜〜〜っ!!!思い込みもいいところだった。なんとかギリ乗ることができほっと胸をなでおろすのであった・・・。

 今回のフェリーは「宮崎カーフェリー」。長い時間乗るし、夜中だしということで奮発して特等個室をとる。
 お部屋はビジネスホテル並。こんな感じ
 
 

 さほどゆれないとは思うが、念のために酔い止めの薬も持参。しかし、乗船がぎりぎりだったので夕飯も食べていなくおなかペコペコのため、食堂で幕の内弁当をかい、ビールも買って部屋でたべる。ゆれるというより、エンジンの音がごごごごごとおしりに感じるといったところ。

 ごはんもぺろっとくっちまったので、大浴場に行ってみる。部屋にもシャワーはついていたのだが、せっかだし。旦那はこの時点で結構疲れていたようで、もうベットに横になってうとうとしている。トラックの運転手さんも多いので男湯の方は、にぎわっていたようだが、女湯はがらがら。普通の銭湯なみなのだが、海の上で風呂に入っているという感覚がたまらなかった。夜中は、船も太平洋にでるので横揺れ、いわゆるローリング状態でゆーらゆらとなっていたが、まったく酔うということもなく、かといってぐっすりと寝ることもできず、うとうとしながら一晩過ごした。




●2日目

 朝の宮崎港付近。

 

 どよーん・・・。雨が降っているらしい。
 それでも、南国風の景色。植物が南国だ。

 

 最後に乗ったので、出るのは最初ヽ(‘ ∇‘ )ノ 。しかし、最後だと思ったらまだ乗ったトラックがあったようだ。乗った時にはなかった車があった。コンビニのおにぎりで朝ごはんも終了し、いよいよ都城で友人と会う。初めて会うのに。初めてのような気がしない。思ったとおりの感じだ(゜ーÅ) ホロリ。彼女の車はコンビニに置いて、霧島焼酎の「霧島ファクトリーガーデン」に行く。駐車場もたっぷりあるし・・・・・Σ( ̄∇ ̄;)!!。なんなんだ、この人の多さは・・・。グランドゴルフの大会が開かれているらしく、年配の方々がいっぱい・・・。それでも、焼酎には関係なかろうと、入り口付近の駐車場に行くといっぱいΣ( ̄∇ ̄;)!!。まさかここに車をとめてはおるまいに・・・。よく見ると、プールの足洗い場のようなところに行列ができている。焼酎がおいしいだけあって、どうも、ここの水が名水らしい。地元の人たちがポリタンクを持ってくみに来ている。ちょっと飲んでみたのだが、たしかに癖もなくおいしい。これで混んでいたのだな。

 
 敷地内の蔵作り風の建物。展示室になっていたのだが、和室では将棋の対局もあるらしい。

 なんとか、車もとめられたので、ファクトリーガーデンに入ってみる。焼酎の試飲だあ〜〜♪芋焼酎はくさいと嫌がる人もいるが、私はむしろ芋焼酎がすきだ。原酒というのもあったがさすがにこれは濃かった。ガーデン内のレストランで、「きなこ豚のほうばん焼き定食」(・_・?)(適当)を食す。九州の味というと鳥とか豚とか牛とか肉がおいしそうなのだが、ここで食べたきなこ豚もやわらかくておいしかった。本当は地ビールも飲みたいところだったが、運転するかもなのでやめておいた。

 その後、友人とお茶をしながら話す。あっという間に時間も過ぎてもうちょっと話をしていたかったが、宿泊地の指宿まではまだもうちょっと距離があるのでここで別れることに。友人と会っている間は、雨もなく、晴れ間まで出てとてもよかった。

 指宿までは、まだ天気もまあまあということで、指宿スカイラインを通って行くことにする。明日は雨とわかっていたので、鹿児島市内までは下の道で行くことにしていた。晴れ間もあるので今日はこっちにしようと、山道をのぼる。高いところからの景色は確かによかった。この分なら、ちょっとだけ開聞岳とか、池田湖も見れるかと思っているところに雨・・・。しかも、スコールのような雨(-_-;)。これはもう、旅館に直行しかないなということで旅館に。駐車場から玄関までがちょっと離れていたので、傘があるにもカかわらずなんかびしょぬれ(-_-;)。

 本日の宿泊地は指宿「白水館」。砂蒸し風呂が館内にあるし、でかい風呂もあるしで予約したのだが、指宿の旅館といえば「白水館」というほど有名なところとは知らなかった。まあ、指宿の旅館もそう沢山はなかったのだが。最近は、お部屋も20程度というこじんまりとしたところに泊まることが多かったので、このような大規模な旅館はひさしぶり。ちょっとけちったので、海側のお部屋ではなかったが、きれいで使いやすいお部屋だ。

 砂蒸し風呂は初体験。専用の浴衣を下着をつけないで着て、順番を待つ。浅く掘った砂の上に寝ると上から砂をかけてくれる。10分から15分ぐらいがいいですよといわれたが、なるほど、それぐらい入っていると汗がじわわわわっとでてきて、15分後にはもう汗だくだ。岩盤浴もいいが、砂蒸しはさらに気持ちよかった。またここの風呂が、「元禄風呂」というのだが、絵巻物の中のお風呂のようにちょっと変わった感じがいい。洗い場もたっぷり。そして風呂がでかい(-_-;)。夕食をちょっと遅くしたので、そろそろ夕食という時間に入ったのだが、このだだっぴろい湯船にひとり(-_-;)。それでもなんか隅っこの方に行ってしまうのはナゼなんだろう(笑)。

 

 お食事は懐石風で、暖かいものがつぎつぎと運ばれてくる。酢の物と、煮物は選ぶことができる。鳥さしとかつおをと黒豚の角煮を注文。地元のものだけあっておいしい。少しだが、↑のようなすき焼きも出た。満足。しかし、旅館が広い。食事や風呂から部屋までが結構遠く迷子になりそうになった。


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